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山口組と神戸山口組を「特定抗争指定暴力団」指定へ 兵庫では初 

発砲事件があった現場付近を調べる捜査員ら=兵庫県尼崎市で2019年11月27日午後7時57分

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 いずれも指定暴力団の山口組(総本部・神戸市灘区)と神戸山口組(本部・神戸市中央区)の対立抗争の激化に伴い、兵庫県公安委員会は、月内に両組織を暴力団対策法に基づく「特定抗争指定暴力団」に指定する作業に入った。指定を受けると、設定された「警戒区域」内で5人以上集まることなどが禁じられ、取り締まりが強化される。

 両組織の拠点は全国各地にあるため、兵庫県公安委は近畿や中部地方を中心に関係する各府県の公安委と連携し、広域で警戒区域を定める見通し。

 暴力団対策法は、対立抗争が発生し凶器を使用した行為で生命への危険が生じた場合、都道府県の公安委が暴力団側から意見を聞いた上で、特定抗争指定暴力団に指定できると規定する。兵庫県尼崎市で11月27日、神戸山口組幹部が自動小銃で射殺され、山口組系組員だったとみられる男が逮捕される事件が起き、県警は手続きや情報収集のための専従班を設置して指定に向けた検討を進めていた。

 指定されれば、警戒区域で暴力団組員が対立組織の事務所に近づいたり、5人以上が集まったりしただけで逮捕できる。福岡県内に本拠を置く道仁会と九州誠道会(現・浪川会)に適用された例があるが、兵庫県内の暴力団では初という。

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