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大岡信と戦後日本

/20 大学紛争の中で 「肯定」語った無頼な自由人

 明治大和泉キャンパス(東京都杉並区)の校舎はバリケードで封鎖されていた。1966年の学費値上げ反対闘争は、大学当局に学生らが強く反発し、対立を深めていた。秋には学生側が授業の実施を拒み、やがて校舎に立てこもった。同様の光景は60年代後半、全国の大学で見られた。

 バリケード内で20歳の誕生日を迎えた法学部2年のある男子学生は、構内の集会で、30代半ばの若手教員が学生らを前に、静かな、しかしきっぱりとした口調でこう語るのを聞いた。

 「君たちが現在の全てを否定すると言うなら、僕は現在の全てを肯定する」

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