メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

国立競技場ものがたり

完成までの36カ月/中 紡いだ感動、誰かに 幼い頃からの夢、屋根に託し

 2019年1月31日午後3時、全長約60メートルの屋根の骨組み108列がつながった。3年かけた国立競技場建設で最難関とされた屋根工事。根元が数ミリくるうと先端は10倍近くずれるとされ、1年を要した。担当課長の小山聖史(きよし)さん(36)は「ほっとしたけれど、寂しかったです」。その瞬間、複雑な思いがこみ上げた。

 小学1年でサッカーを始めた。Jリーグが開幕した1993年、初めて旧国立競技場で観戦したヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)の試合。鮮やかな緑のユニホームを着て躍動する「カズ」こと三浦知良選手(52)を見て、「目の前で走っているだけで感動した」。スタジアムは憧れの場所になった。

この記事は有料記事です。

残り1270文字(全文1566文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 河井夫妻逮捕で募る首相への疑惑 「1億5000万円」を説明せよ

  2. 「健康とはほど遠い」 陰性になっても続く倦怠感と嗅覚障害 新型コロナ「後遺症」

  3. 大宮・南銀のキャバクラ全従業員にPCR検査へ 100軒が対象 さいたま市

  4. 岐阜と長野に大雨特別警報 レベル5、最大級の警戒を

  5. 官僚も憤る電通「中抜き」の構図 源流にあの「官邸官僚」と民主党時代の決定

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです