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1975年刊行、ルーマニアのSF小説邦訳 今の時代こそ読んで 前橋在住・住谷春也さん /群馬

住谷春也さん

 多種多様、36の架空都市描いた短編集

 前橋市在住のルーマニア文学者、住谷春也さん(88)によるルーマニア人作家、ギョルゲ・ササルマンのSF小説の邦訳「方形の円 偽説・都市生成論」(東京創元社)が刊行された。多種多様な36の架空の都市の姿を描いた短編集。住谷さんは「40年ほど前に初版を手にしていました。6年前にSF小説の本場の米国で翻訳されたことが直接的な動機。日本語版がないことに責任を感じました」と話す。

 「ヴァヴィロン―格差市」「セネティア―老成市」。小説を構成する36の都市にはそれぞれ名称がつけられている。その一つ「プロトポリス―原型市」は、巨大な透明ドームで覆われた都市。完璧に外界から隔離されたことで、人々は極端に衛生状態を気にするようになり、病気は減って寿命はどんどん延びるのだが――。意外な結末が待っている。

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