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台風19号で浸水した家屋に取り残された被災者の救助活動、炊き出しや入浴などの生活支援に従事していた自衛隊が撤収した。約50日間にわたった活動の功績をたたえようと、県は2日、陸上自衛隊第13普通科連隊(松本市)を表彰した。
阿部守一知事が「護岸の修繕や廃棄物の運搬、入浴支援などさまざまな分野でご尽力いただいた。県民を代表して心から感謝申し上げます」と謝辞を述べると、陸自の伊藤裕一連隊長は「何より苦しい思いをされている被災者の方から温かい言葉をもらい誇りを持って任務ができた。万一の時は速やかに駆けつけてお役に立てるようにしたい」と応じた。
県は10月12日に陸自に災害派遣を要請。11月30日夜、一連の活動が終了したとして自衛隊に部隊の撤収を要請した。【坂根真理】