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10月半ば、東京都江戸川区議のよぎさん(42)は都内の大学で学生に講義していた。テーマは多文化共生。「これだけいろんな国の人が住むようになったのに、日本人以外を『外国人』と表現するのはどう思いますか」「新しい言葉を作っちゃえば」。関心は高く、講義後も質問が続いた。
「インド出身初の議員」と注目を集めた4月は、政府が外国人受け入れを拡大した時期でもあった。最近は講演に引っ張りだこだ。
よぎさんは日本人の意識の変化を感じる。約3年前、団地を出て建てた一軒家の2階に「江戸川印度文化センター」を始めた。色鮮やかな衣装や伝統楽器が並び、ヒンディー語やヨガの教室、ライブも催す。9月上旬に開いたインドの代表的な神「ガネーシャ」の誕生祭では、インド人より日本人が多く集まった。
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