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がん大国白書

患者100万人時代に備える 乳がん/上 予防切除、有効な場合も

遺伝性乳がんと判明した太宰牧子さん。14年に遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の当事者会「クラヴィスアルクス」を設立し、支援に乗り出した

 一生涯のうち、女性の11人に1人が発症するとされる乳がん。シリーズ「がん大国白書――患者100万人時代に備える」では、20~30代の若い女性に多いことでも知られる乳がんについて計3回取り上げる。初回は、発症を未然に防ぐための乳房の予防切除や、早期発見や治療につなげる新しい生活習慣について紹介する。

 ●リスク高い遺伝子

 「豆つぶみたいなものがあった」。乳房を自分でさわり、がんができていないか確認することを日課にしていた東京都在住の太宰牧子さん(51)は2011年ごろ、左の乳房に違和感を感じた。病院を受診すると、がんと判明。この時、姉のことがふと思い出された。姉は3年ほど前に卵巣がんで亡くなっていた。

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