援助団体への襲撃が続発 中村医師、入念な安全対策破られる

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用水路工事の指示を出す中村哲さん(右)=アフガニスタン・ジャララバードで2007年12月8日、阿部周一撮影
用水路工事の指示を出す中村哲さん(右)=アフガニスタン・ジャララバードで2007年12月8日、阿部周一撮影

 アフガニスタンで医療・農業支援に取り組んできた福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さん(73)が銃撃を受けて死亡した。アフガンでは今年、援助団体を狙った事件が相次いでいた。中村さんは現地政府や住民から深く信頼され、対策も取られていたが、事件は防げなかった。

深い信頼、政府や市民が中村氏守る

 銃弾が貫通した窓ガラス、道路に広がる血痕--。ロイター通信が配信した複数の写真には、襲撃事件直後の現場の生々しい様子が写っている。

 中村さんらが乗っていたとみられる白色のピックアップトラックのフロントガラスには3発の銃弾の痕があり、前方左の窓ガラスは完全に割れていた。

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