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青森リンゴ、黒星病から守れ 農家と障害者が防除でタッグ

黒星病対策に取り組む障害者福祉事務所の利用者らと桜田宏市長(左)=弘前市のリンゴ園で2019年12月3日、藤田晴雄撮影

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 農家と障害者が連携して、リンゴの黒星病対策に取り組む青森県弘前市の事業が始まった。3日は、市内のリンゴ園で障害者福祉事業所の利用者らが、リンゴの葉や実の表面に黒い斑点ができる黒星病のまん延を防ぐため、感染源となる落ち葉の処理(耕種的防除)作業を行った。

 この事業は、市が高齢化や人手不足に悩む農家と、就労の場を確保したい障害者福祉施設の橋渡しをすることが狙い。人件費などの一部も補助する。

 この日は、同市高杉の農家、水島定美さん(70)のリンゴ園(68アール)に、依頼を受けた3事業所の利用者12人が集まり、熊手などを使って、園地に落ちた葉をかき集めていた。

 市内のリンゴ園では昨年度、黒星病が多発。水島さんの園地でも約1割が被害にあったという。水島さんは「人手が回らないのが現状なので、とてもありがたい」と感謝。参加した同市の多機能型障害福祉サービス事業所「りんごの里」の成田厚所長(59)は「役立てればうれしい。1年を通してできれば、利用者の仕事の確保にもつながる」と期待した。

 作業の様子を見守った桜田宏市長は「利用者たちの作業はとても丁寧だった。連携が注目され、取り組みが広がってくれれば」と話した。

 5日には、同市千年地区のリンゴ園でも別の障害者福祉事務所の利用者らが耕種的防除作業を行う予定。【藤田晴雄】

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