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「九州筑豊ラーメン山小屋」を国内外に展開するワイエスフード(福岡県香春町)が3日、地元の町立中津原小学校で4年生の親子にラーメンを通した食育の出前授業を実施した。田川市郡の小学校を対象に創業40年の2010年に始めて10年目を迎え、講師の原亮一・取締役営業本部長(45)は「来年は創業50年。筑豊を名乗り、地元で愛されるラーメン屋さんであり続けるためにも続けていきたい」と話した。
地域貢献のため出前授業ではまず、正しい箸の持ち方を教えるのが特色。視聴覚室で、児童たちは箸の1本を固定し、もう1本を「1の字を書くように」動かして練習した。
家庭科室に移って、ラーメン作りに挑戦。同社持参のチャーシューの塊を約5ミリ幅に切り、ネギを刻み、麺をゆでる。八つの調理台にスタッフが1人ずつ付いて指導。ゆで上がった麺を棒付きのザルに入れて上下に「トントンと」湯切りのコツを教えるなどした。
「立派な麺ができて、家で作るよりおいしい」と深江龍之介さん(10)。母親と参加した安河内優澄(ゆず)さん(10)は「何気なく食べている物でも人の手がかかっていることを学んだ。作ってくれた人に感謝して食べたい」と話した。【峰下喜之】
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