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夢に壁なし、学芸員目指す 障害者の学生増加、実習先確保に苦慮も

学芸員の資格取得に必要な授業で訪れた学内施設で、当時の様子を振り返る浅田健介さん=神奈川県平塚市の東海大学松前記念館で2019年5月27日午後2時48分、成田有佳撮影

 障害者だからこそできることを探る――。障害を持つ学生が将来に向け資格を取得する動きが広がっている。その中で博物館や美術館で資料の収集や展示などを行う学芸員を目指す学生も少なくない。しかし、実習先の確保に苦慮するケースもある。

 先天性緑内障で白杖(はくじょう)を使って生活する相模原市の群馬叶恵さん(25)は3年前に同市立博物館で学芸員の実習を経験した。演劇に興味があり、表現に関する勉強ができる和光大(東京都)に進学し、4年の時、自宅から通いやすい市の博物館を実習先に選んだ。

 他の実習生とともに触れる展示物の説明文を作成したり、子どもたちが集まる週末のイベントでの運営スタッフをしたりしたほか、来館する障害者を想定した館内の動線について意見を出した。同館は1995年の開館以降、障害のある学生の実習受け入れ例はなかったが、指導を担当した福井智之さん(45)は「学習権の保障という前提がある。どんな実習でも、将来の夢を持った学生が来るという点では障害の有無は関係ない」と話す。

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