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国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が、スペインのマドリードで開幕。地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が本格スタートするのを前に、条約に加盟する約190の国と地域が、協定の下で温室効果ガス削減を進めるための詳細ルールに最終合意し、温暖化対策強化の基盤を作ることを目指す。
気象災害、日本ワースト 西日本豪雨、台風21号、猛暑 昨年
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地球温暖化の影響が指摘される豪雨や熱波など、気象災害の影響が大きかった国のランキングを独シンクタンク「ジャーマンウオッチ」が4日公表した。昨年は西日本豪雨などで甚大な被害を受けた日本がワースト1位になり、担当者は「温暖化は、途上国だけでなく、日本のような先進国にも深刻な被害をもたらすようになっている」と指摘する。【大場あい】
スペイン・マドリードで開かれている国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)に合わせて公表された。分析は台風や洪水、熱波、寒波など気象災害による被害が対象。犠牲者数や直接的な損失額などを基に気象災害による影響を国ごとに分析し、181カ国を順位付けした。
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