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がん大国白書

患者100万人時代に備える 乳がん/中 タイプ見極め多様な治療法

ラジオ波熱焼灼療法に使われる針=国立がん研究センター中央病院で

 乳がんは女性のがんの中で発症数が最も多いが、早期発見で治る病気でもある。手術による切除と薬物療法、放射線療法を組み合わせた治療が一般的だが、近年は切除しない治療法の研究も進む。

 ●再建という選択

 乳がんは、他の臓器にがんが転移していなければ、手術による切除が基本的な治療法だ。しこりが一般的に3センチ以下などの条件を満たせば、がんとその周辺組織だけを切り取り乳房を残す乳房温存手術も選べる。温存しても再発の可能性があるため、手術後は放射線を照射する。再発のリスクは残るが、乳房を全て取った場合と比べ生存率に差はない。

 ただし、温存しても乳房が元の形のまま残るとは限らない。山梨県の女性(57)は5年前、左胸に乳がんが見つかった。温存もできたが、主治医から「乳房がどんな形になるか保証できない」と言われ、全摘後の再建を選択。「再発を心配するより、気持ちがさっぱりした」と話す。

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