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Stand・by・you!そばにいるよ

相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

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「ここにいていい」安心感を伝えたい 障害者のグループホームを運営・大橋冴さん

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障害者のグループホームを運営する大橋冴さん=山寺香撮影
障害者のグループホームを運営する大橋冴さん=山寺香撮影

大橋冴(さえ)さん(29)

 4年前に設立した一般社団法人「とまりぎ」は、さいたま市内の4カ所で軽度の知的・発達障害がある若者ら向けのグループホームを運営している。

 この世界に入ったきっかけは、大学時代の児童養護施設でのボランティアだ。軽い障害のある子どもたちが18歳で施設を出た後、社会に適応できずに孤立する姿を何度も目の当たりにし「この子たちの受け皿を作りたい」と決意した。

 ホームでは万引きなどで少年院に入った経験のある若者も受け入れる。幼少期に養育者から十分な愛情を注がれず育った点は、施設出身者と共通するという。

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