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大学入試改革の2本柱、宙に 国語・数学記述式導入延期にうごめく思惑

2018年11月に実施された大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)=東京都目黒区の東大駒場キャンパスで2018年11月10日午前9時4分、長谷川直亮撮影

 来年度から始まる大学入学共通テストで、英語の民間試験活用とともに目玉だった国語と数学の記述式問題の見直し検討は、公明党が萩生田光一文部科学相に延期を提言し、決断を促す格好となっている。だが、政権にとって新たな火種となりかねない記述式問題の見直しにも首相官邸サイドの意向が透けて見える。

自民、文科省のメンツ守るシナリオ

 萩生田氏に提言を申し入れた公明党の斉藤鉄夫幹事長は国会内で記者団に「我々の提言を重く受け止めたいという(萩生田氏の)発言にすべてが表れている」と語り、延期になることへの期待感を示した。

 公明党主導に映る記述式問題の延期検討だが、文科省の藤原誠事務次官は11月下旬以降、首相官邸を頻繁に訪れた。文科省側は記述式の配点を低くするなど対応策を検討したが、官邸事務方トップの杉田和博官房副長官は「無理ではないか」と否定的な考えを伝えた。

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