古里の農道、花嫁行列 沿道の人も祝福 地域活性化「夢婚」 披露宴は築80年・古民家で 伊賀 /三重

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祝福を受けて歩く新郎新婦=三重県伊賀市広瀬で、大西康裕撮影
祝福を受けて歩く新郎新婦=三重県伊賀市広瀬で、大西康裕撮影

 伊賀市中馬野の集落や広瀬の畑沿いの道を「花嫁行列」が歩き、新郎新婦が沿道の人らから祝福された。東京出身の会社員、小花祥司さん(37)と地元出身の加菜さん(23)夫婦=神奈川県鎌倉市=が加菜さんの実家で羽織はかま、白無垢(むく)姿の装いを整え、加菜さんの親族ら約20人と歩いた。沿道からはナンテンの赤い実や白い豆が2人に向かって投げられ、紅白で門出を祝った。【大西康裕】

 地域で農家民泊など活性化に取り組む会社「七転八倒」(川北)が、花嫁行列をして古民家で挙式、披露宴をする「夢婚」を企画。夫婦は9月にハワイで挙式をしているが、加菜さんの地元でも、今月1日に夢婚をした。

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