連載

楽スポット

毎日新聞デジタルの「楽スポット」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

楽スポット

府立狭山池博物館(大阪狭山市) 「水」確保 先人の知恵と努力

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
保存展示されている高さ約15メートルの堤の断面。指さしているのは敷葉工法で造られた飛鳥時代の層=野上哲撮影
保存展示されている高さ約15メートルの堤の断面。指さしているのは敷葉工法で造られた飛鳥時代の層=野上哲撮影

 <ぐるっと兵庫・大阪・京都 見・聞・楽>

 大阪府南部の大阪狭山市にある国史跡「狭山池」は現存する日本最古のダム式ため池で、飛鳥時代から1400年維持されてきた。府立狭山池博物館はこの土木遺産を豊富な考古資料と共に紹介。「命の水」の確保に取り組んだ先人の知恵と努力を実感できる。【野上哲】

 狭山池は大和川水系の西除(にしよけ)川をせき止めて造られ、記紀にも記載があり古くから農地を潤してきた。面積36ヘクタール、最大貯水量は約280万トン。

 築造年代など池の歴史を明らかにしたのは、1988~2002年の平成の改修だった。治水ダムに転換する大工事に伴い、発掘調査で飛鳥時代の樋管(ひかん)(送水管)など多数の遺構が出土した。

この記事は有料記事です。

残り811文字(全文1123文字)

あわせて読みたい

注目の特集