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人間の尊厳とは何か 森禮子さん小説「五島崩れ」、キリシタン弾圧舞台に 13日・博多座 /長崎

 福岡市出身の芥川賞作家、森禮子(れいこ)さん(1928~2014年)が五島列島でのキリシタン弾圧を描いた小説「五島崩れ」が13日、同市の博多座で舞台化される。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を機に市民ら有志が企画。森さんの晩年に一度舞台化の話があったが実現しなかった経緯もあり、関係者は「森さんとの約束を果たす」と意気込む。【山崎あずさ】

 明治の初めに五島列島で潜伏キリシタンが次々に処刑された「五島崩れ」は、1868年に久賀島の小さな集落で始まった。信者約200人が、わずか12畳ほどの牢屋(ろうや)に押し込められた「牢屋の窄(さこ)」事件。密集した状態で信者たちの体はせり上がり、飢えと責め苦で42人が殉教した。クリスチャンでもある森さんは1972年に初めて五島列島を訪れ、8年後に「五島崩れ」を世に出した。

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