日本政府、中村医師の襲撃情報を事前に把握 本人も警戒

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中村哲さんの遺体と対面する妻尚子さん(左)と長女秋子さん=アフガニスタンの首都カブールの病院で2019年12月6日、AP
中村哲さんの遺体と対面する妻尚子さん(左)と長女秋子さん=アフガニスタンの首都カブールの病院で2019年12月6日、AP

 アフガニスタン東部で福岡市のNGO「ペシャワール会」現地代表で医師の中村哲さん(73)が殺害された事件を巡り、日本の外務省が襲撃計画に関する情報を11月中旬までに把握し、一時帰国していた中村さんに注意喚起をしていた。複数の日本政府関係者が明らかにした。地元当局も同様の情報を中村さんに伝達していたという。警戒を強化していたにもかかわらず、襲撃グループが周到な計画に沿って犯行に及んだ可能性が高まっている。

 ペシャワール会などによると、事件は4日午前8時ごろ、アフガン東部ナンガルハル州の州都ジャララバード近郊で発生。中村さんがオフィスと宿舎があるジャララバードから約25キロ離れたかんがい用水事業の活動現場まで四輪駆動車で移動中に襲われた。

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