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そして父になれた…のか? 育休ルポ「妻へのわび状」

長女(左)に夕食を食べさせる記者。苦心して仕上げたメニューは鶏肉と大根、白菜の雑炊、ほうれん草のお浸し、ミニトマト。自慢のお浸しは食べるのを断固拒否。子供とはままならぬものである

 昨夏、第1子を授かった記者は今秋、1カ月の育児休業を取った。自分で言うのもナンだが、昔から掃除に洗濯、食器洗い、多少の料理などと、かなりの家事をこなしてきたつもりである。だから仕事を休んでの家事・育児、カルイカルイと思っていた。この記事は、そんな記者から妻へのわび状である。妻よ、僕が悪かった。【吉井理記/統合デジタル取材センター】

 僕(44)と妻・友子(38)は共働き。妻は同じ毎日新聞社で記事の構成や見出しを考え、レイアウトをする編集記者である。第1子は女の子。今、1歳4カ月。超かわいい。

 妻は昨夏の出産後に育休に入り、今年10月末に仕事に復帰した。長女はすでに保育園に通っている。

 僕の育休は9月下旬から10月末まで。妻と僕の育休を重ねたのは、もちろん僕が育児に慣れるためでもあるが、仕事復帰の前、家事・育児にヘトヘトの妻を少しでも休ませたい、家事は僕が引き受けよう、という腹づもりであった。

 ……と考えたのが、つまずきの始まりであった。どういうことか。まずは「育休日記」をお読…

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残り4342文字(全文4786文字)

吉井理記

1975年東京生まれ。西日本新聞社を経て2004年入社。憲法・平和問題、永田町の小ネタ、政治家と思想、東京の酒場に関心があります。会社では上司に、家では妻と娘と猫にしかられる毎日を、ビールとミステリ、落語、モダンジャズで癒やしています。ジャズは20代のころ「ジャズに詳しい男はモテる」と耳に挟み、聞き始めました。ジャズには少し詳しくなりましたが、モテませんでした。記者なのに人見知り。

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