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話題の現場はどうなっている?身近な課題を解決するには?あの出来事の背景は?――さまざまな疑問を、記者が「私は」「記者は」といった主語を使い、取材者の視点を明確にして描くシリーズ記事です。読者のみなさんから「こんなことを調べてほしい」というリクエストや、情報の提供をお待ちしています。窓口「つながる毎日新聞」のLINEや専用フォームからどうぞ。コメント欄も設けていますので、ご意見やご感想もお寄せください(承認制です。中傷など不適切と判断したものは承認しないことがあります)。

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そして父になれた…のか? 育休ルポ「妻へのわび状」

長女(左)に夕食を食べさせる記者。苦心して仕上げたメニューは鶏肉と大根、白菜の雑炊、ほうれん草のお浸し、ミニトマト。自慢のお浸しは食べるのを断固拒否。子供とはままならぬものである
長女(左)に夕食を食べさせる記者。苦心して仕上げたメニューは鶏肉と大根、白菜の雑炊、ほうれん草のお浸し、ミニトマト。自慢のお浸しは食べるのを断固拒否。子供とはままならぬものである

 昨夏、第1子を授かった記者は今秋、1カ月の育児休業を取った。自分で言うのもナンだが、昔から掃除に洗濯、食器洗い、多少の料理などと、かなりの家事をこなしてきたつもりである。だから仕事を休んでの家事・育児、カルイカルイと思っていた。この記事は、そんな記者から妻へのわび状である。妻よ、僕が悪かった。【吉井理記/統合デジタル取材センター】

「家事は僕が引き受けよう」つまずきの始まり

 僕(44)と妻・友子(38)は共働き。妻は同じ毎日新聞社で記事の構成や見出しを考え、レイアウトをする編集記者である。第1子は女の子。今、1歳4カ月。超かわいい。

 妻は昨夏の出産後に育休に入り、今年10月末に仕事に復帰した。長女はすでに保育園に通っている。

 僕の育休は9月下旬から10月末まで。妻と僕の育休を重ねたのは、もちろん僕が育児に慣れるためでもあるが、仕事復帰の前、家事・育児にヘトヘトの妻を少しでも休ませたい、家事は僕が引き受けよう、という腹づもりであった。

 ……と考えたのが、つまずきの始まりであ…

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