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海水浴中の聴覚障害者に「津波警報知らせる旗」検討 気象庁が基準作り

 海で遊泳中の聴覚障害者に津波警報や津波注意報の発令を「旗」で知らせようと、気象庁が基準作りに乗り出す。現在は音以外に全国一律の基準がなく、一部の海水浴場では独自に決めた旗を振って避難を呼び掛けており、統一を求める声が出ていた。今年度中に旗の色などを決め、来年夏までに関係省令の改正を目指す。

 気象庁は11月29日、横浜市金沢区の「海の公園」で、海に向けて旗で情報を伝える初の検証を実施した。ライフセーバー3人がさまざまな種類の旗を浜辺で振り、100~200メートル離れたボートに乗る聴覚障害者らにどれが見えやすいかを確認した。振られた旗は赤とオレンジの単色旗のほか、国際信号旗の一種で危険を意味するU旗や、津波の形をデザインした旗もあり、全部で11種類を比較した。

 気象業務法によると、津波警報などの気象警報や気象注意報は国土交通省の省令で定められた方式で伝達すると決められている。ただ、省令では大津波警報や津波警報・注意報の場合は鐘やサイレン音で伝えるとしており、視覚に訴える伝達方法は定められていない。

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