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注目裁判・話題の会見

植松被告接見一問一答(18~26回目)「死刑になるつもりはないです」「価値のある人間になりたいと思っていた」

接見に応じる植松聖被告=横浜市港南区の横浜拘置支所で2019年11月25日、イラスト・こはまゆうや

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所者19人が殺害され、26人が重軽傷を負った事件。初公判が近づく中、殺人などの罪に問われた元職員、植松聖被告(29)は記者に起訴内容を認める考えを示した。被告が語る独自の主張は、接見を始めた当初よりも、かたくななものになっていくように感じた。

◎長髪を一つでくくり、眼鏡をかけていた。接見を重ねるにつれて、初めての時よりもよどみなく、記者の質問に早口で答えるようになった。

――まもなく事件から3年になる

考えが深まりました。意思疎通を図れない人は、お金と時間を奪っているので、死ぬべきだと思います。

――それ以外は

人はいつ死ぬべきかということですね。自分で移動や排せつができなくなった時だと思います。

――3年がたって亡くなった人たちに思うことはあるか

申し訳ありませんけど仕方ないです、という気持ちです。

――裁判では何と言う

時間とお金を奪っていたので仕方なかったと。

――厳しい判決が言い渡される可能性については

仕方ないです、今の日本の法律上は。

――最近は事件のことを考えることはないか

最近、夢に見ます。拘置所から逃げられて「やったー」と思うんですが、でもやっぱり事件に向かわなきゃと思って、走る方向を変える。

――後悔しているのか

後悔……。ふと何をやってるんだろうな、なんでこんなとこ入っているんだろうなと思うことはありますが。

――判決についてはどう思っているのか

死刑は重すぎる。死刑になるつもりは僕はないです。

――それは責任能力がないと言われたいということか

責任能力がないといわれて無罪になるなら「やったー」と思いますけど、でも自分は責任能力はあるので。責任能力がないとなった人は死ぬべきだと思います。

――責任能力はあるけど、死刑以外の判決が妥当と考えているのか

そうです。

――あなたが考える責任能力とは

まともにやりとりできることです。言ったことを理解できる人です。

<植松被告は「2、3審は続けないでおこうと思います」と語る>

――なぜですか

間違っていると思うので。長すぎます。

――裁判では最初に、起訴内容についての認否があるが

それは認めます。

――自身で話す機会もあるがそのときには何と言う

聞かれたことに答えられればいいと思っています。

――2、3審をやれば違う結果が出るかもしれない

本当はやりたいですよ、誰も死にたくないから。でも間違っていると思うので。であれば自分を貫いた方がいいと思う。

――なぜ意思疎通のとれない人が社会にとって有害だと思うのか

最低限の自立が必要だからです。

――裁判に出ることに対しては

気まずいです。

――ご遺族に対してか

いや、法廷の中は変な空気だろうなと。そこに行くのが気まずい。

――ご遺族に会うことに対しては

申し訳なく思うので会いづらいのは会いづらいです。

――裁判について普段から考えるのか

いや、でも居づらいだろうなとは思う。

――というと

悪口を言われるんだろうなと。

――どういうことですか

反省していないと言われるじゃないですか。反省していないと言われるのもよくわからない。申し訳ないとは思うが、反省とは意味が違う気がする。

――事件当時、あなたは26歳だった。自分の理想と現実にギャップがあったのか

なるべく良い性格でいたいとは思いました。ただ、かっこよさが全てだと思うんです。かっこよさが価値のすべて。かっこよければ全てが許されると思うんです。

――自分のことをかっこいいと思っているか

外見はかっこよくないかもしれないが、やっていることには自信を持っています。自信を持っているというか、精いっぱいやっています。

――起こした事件をかっこい…

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