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世界の雑記帳

平和賞のエチオピア首相、恒例の会見せず ノーベル委が異例の批判

今年のノーベル平和賞受賞が決まったエチオピアのアビー・アハメド首相が恒例となっている授賞式前日の記者会見を開かないことについて、ノーベル賞委員会は異例の批判を展開した。写真はアビー首相。2018年10月撮影。(2019年 ロイター)

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 [オスロ/アディスアベバ 5日 ロイター] - 今年のノーベル平和賞受賞が決まったエチオピアのアビー・アハメド首相が恒例となっている授賞式前日の記者会見を開かないことについて、ノルウェーのノーベル賞委員会は異例の批判を展開した。

     ノーベル平和賞受賞者はノルウェーのオスロで12月10日に行われる授賞式の前日に記者会見を開くことが通例だが、アビー氏はノーベル賞委員会に対し、会見を行わないと伝えた。

     アビー氏は、来週のオスロ滞在中にノルウェーのソルベルグ首相と会談予定だが、会談後に記者団の質問を受けないほか、ノーベル平和センターで毎年行われる子供たちによる平和を祝うイベントにも参加しない。

     これに対し、ノーベル賞委員会が珍しく批判的な見解を表明。アビー氏が会見を開かないことは問題かと問われると、同委員会のニョルスタッド事務局長は「問題だ。オスロに滞在中に取材に応じるよう強く望む」と発言。「表現の自由と報道の自由は平和に欠かせない要素だと確信している」とロイターに語った。

     アビー氏は10日の授賞式には出席し、講演を行う。

     アビー氏の報道官はロイターに対し、首相は国内問題に対処する必要があり、ノーベル賞の行事に何日も費やすのは難しいと説明した。

     ノーベル賞委員会は10月、隣国エリトリアとの和平に尽力した功績を称え、アビー氏に平和賞を授与すると発表した。

     エチオピアとエリトリアは長年対立が続き、1998─2000年には国境を巡って紛争状態にあったが、2018年4月の首相就任後、エリトリアとの関係改善を進め、7月に関係が正常化した。

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