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刺繡作家 長艸敏明さん 独創の繡100点を本に /京都

長艸さんが出版した作品集「繍えども繍えども」

 京繡(ぬい)の伝統工芸士で、昨年「京の名工」(府伝統産業優秀技術者)にも選ばれた長艸敏明さん(71)=京都市北区=が今年、古希を記念する作品集「繡えども繡えども」(講談社)を出版した。訪問着や祝い着、帯などの着物をはじめ、能装束や掛け軸仕立ての装飾美術、山鉾(やまほこ)の懸装品(けそうひん)や「天寿国繡帳(しゅうちょう)」など文化財復元の試みから、絹糸を束ねて表現したファイバーアートまで、約100点を収録。半生をかけて取り組んできた仕事の集大成だ。11月には展覧会も開催し、「これからも続く作品づくりのステップにしたい」と意気込んでいる。

 長艸さんは西陣生まれ。父の代からの繡屋で、その前は織屋だった。次男で5人きょうだいの末っ子だったが、いつしか家業を継ぐことに。「40歳ぐらいまでは遊んでいたようなもの」と笑うが、日々黙々と糸を刺す両親や職人たちの仕事ぶりを見て育ったことが身に染み込んでいる。

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