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空白の国土

広がる所有者不明土地/中 新法制定しても活用に壁

鈴木介人さん(左)らが自治会の集会所用地に活用しようと考えている土地。雑草が生い茂ったままになっている=千葉県八千代市で2019年7月8日、野村房代撮影

 <くらしナビ・ライフスタイル>

 ●負担重い供託金

 所有者が分からず管理されていない土地を活用しやすくする所有者不明土地法が6月、全面施行された。公益性のある目的に使う「地域福利増進事業」のモデル事業も各地で動き出した。

 「自治会がボランティアでやるには負担が大きく、土地が永続的に使えるわけでもない。誰のための法律なのか」。千葉県八千代市の新興住宅地で自治会長を務める鈴木介人さん(47)は不満を漏らす。所有者不明土地に集会所の建設を計画するが、難航している。

 2000年代に造成され、東京都心から電車で約1時間のベッドタウン。17年の自治会発足後、住民は76世帯から約380世帯に急増した。鈴木さんは地域コミュニティーの拠点となる集会所が必要と考え、空き地と思われる区画の登記簿を取り、所有者に活用を呼びかける書類を郵送した。宛先不明で返送され、連絡が取れなかった2区画を所有者不明土地と見込み、モデル事業に手を挙げた。

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