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後進よ、吉野に続け!! 名前冠した助成事業 ノーベル賞賞金も投入

リチウムイオンの動きのシミュレーションをする大窪貴洋・千葉大准教授(右)と学生=千葉市稲毛区の千葉大西千葉キャンパスで2019年11月22日、信田真由美撮影

 10日にノーベル化学賞を受賞する吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)は、自身が受け取るノーベル賞の賞金(300万スウェーデンクローナ、約3400万円)の一部を、日本化学会の「吉野彰研究助成事業」に寄付する。この事業はエネルギー、環境、資源分野で吉野さんが対象となる研究テーマを毎年設定し、公募しており、これまで受賞理由となったリチウムイオン電池関連だけでなく、生物学分野の研究にも助成してきた。【信田真由美】

 吉野さんは、白川英樹・筑波大名誉教授(2000年ノーベル化学賞受賞)によって開発された電気を通すプラスチック「ポリアセチレン」を使ってリチウムイオン電池の開発に取り組んだ。ノートパソコンやスマートフォン、電気自動車などにも搭載され、ノーベル財団から「太陽光や風力から多くのエネルギーを蓄えることができ、化石燃料のない社会の基盤を築いた」と評価された。近年は環境問題解決の鍵と期待されている。

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