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際立つ最長政権のおごりと緩み 説明責任うやむや 課題山積の国会閉会

記者会見する安倍晋三首相=首相官邸で2019年12月9日午後6時10分、梅村直承撮影

 臨時国会は9日に閉会したが、「桜を見る会」を巡り、多くの疑惑は未解明のままだ。安倍晋三首相は「公的行事の私物化」などの批判への説明責任を果たしていない。2閣僚が辞任した「政治とカネ」の問題も疑問は解消されず、「最長政権」のおごりと緩みが目立っている。

 首相は9日の約33分の記者会見のうち、冒頭約13分を臨時国会の成果の説明に費やした。実際の質疑応答は約20分で、桜を見る会に関する質問には正面から答えようとはしなかった。内閣府が廃棄した招待者名簿について、記者から「首相自ら名簿のデータなどを探し出すよう指示する考えはないか」と問われたが、「データ復元も不可能との報告を受けた」と国会で答弁した内容を繰り返すだけだった。

 この問題は11月8日の参院予算委員会で共産党が取り上げ、後半国会の最大のテーマに浮上した。公金で開催される桜を見る会に、首相の後援会関係者が多数参加したことに対し「公的行事の私物化」と批判が広がった。会の前日に東京都内の高級ホテルで開かれた首相後援会主催の「前夜祭」も、会費が1人5000円と通常価格より安く「首相側が費用を補塡(ほてん)したのでは」と野党が追及。首相本人を直撃する問題に発展した。

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