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網膜色素変性患者へのiPS臨床研究を申請 神戸アイセンター 来夏にも移植手術

 神戸市立神戸アイセンター病院は9日、目の難病「網膜色素変性」の患者にiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作成した網膜シートを移植する臨床研究計画を外部の審査委員会に申請したと発表した。同委員会と厚生労働省の厚生科学審議会の審査が順調に進めば、来年夏にも移植手術を始める。

 網膜色素変性は遺伝性の病気で、網膜の一部である視細胞が徐々に失われる。視細胞は光を受けて脳に信号を伝える働きがあるため、暗い場所で見えにくくなる症状から始まり、視野が少しずつ狭くなって視力も低下し、失明につながる。

 国内に約4万人の患者がいるとされ、遺伝子治療や「人工網膜」を用いた治療の開発も進むが、現時点で根治する治療法はない。

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