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ちらつく官邸の影 NHK会長1期限りで退任 揺れる信頼と「自主自律」

NHK新会長に決まった前田晃伸みずほフィナンシャルグループ元会長=東京都中央区で2009年1月16日、岩下幸一郎撮影

 NHKの上田良一会長(70)が1期限りで退任することになった。上田会長は、籾井(もみい)勝人前会長時代の混乱を収め、番組のネット常時同時配信の早期実施に道筋をつけた。局内外で評価する声は多かったが、退任の背景には、経営委員会による人選に影響力を持つ首相官邸の意向が働いたとされる。来年1月から後任の会長に就く、みずほフィナンシャルグループ(FG)元会長の前田晃伸(てるのぶ)氏(74)は「首相官邸の人脈」(自民党関係者)とされ、疑念が続くNHKの「自主自律」への信頼を回復できるかなど手腕が注目される。【小林祥晃、屋代尚則、松尾知典】

 「(12人の経営委員で)話を聞いて、この人ならNHK改革ができると確信を持った委員が多かった」。NHKの経営委員会の石原進委員長(JR九州相談役)は、前田氏を次期会長に選出した9日夜、記者会見で強調した。一方、上田会長については「NHKの改革をよくやってくれたが、ガバナンス(統治)などの面で問題点があるとの意見もあった」と述べた。

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