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特集ワイド

新たな政界再編必要、真紀子節炸裂 私は「引退する」とは言ってない

日本政治の現状について語る田中真紀子元外相=東京都文京区で、奥村隆撮影

 臨時国会が9日閉会した。安倍晋三首相の「桜を見る会」疑惑を置き去りにして。一問一答形式の質疑を拒み続けて逃げ切りを図る、こんな政治に誰がした? 与野党を問わず直言してきた田中真紀子元外相(75)は今、永田町の外でそう感じているのではないか。東京都内で真紀子さんを直撃した。【奥村隆】

 岸田文雄・自民党政調会長、野田聖子元総務相、浜田靖一元防衛相、塩崎恭久元厚生労働相、そして安倍首相。共通点は何かといえば、父や祖父の代からの世襲政治家ということ。もう一つ。1993年衆院初当選の同期という点だ。4日、この面々が都内の日本料理店に集まって同期会を開き、安倍首相は「全員『ポスト安倍』だね」とにこやかに語りかけたという。

 実は真紀子さんも93年の衆院選で初当選した同期である。

 振り返れば、真紀子さんの政治家人生はいろいろあった。小泉純一郎内閣で外相に就任したが、官僚との対立で更迭された。2002年には秘書給与を巡る問題で議員辞職。無所属で出馬した翌年の衆院選で返り咲き、09年に民主党入り。野田佳彦政権で文部科学相。12年の衆院選で落選し、以降は政治の表舞台から遠ざかっている。

 一方で、自民党にいた頃から歯に衣(きぬ)着せぬ自由奔放な発言で知られた。98年の自民党総裁選に立候補した小渕恵三、梶山静六、小泉純一郎の3氏を「凡人、軍人、変人」と評したり、うるさ型の亀井静香氏を「静かじゃない静香さん」と呼んだり、12年に東京都知事を辞任して新党を結成した石原慎太郎氏を「暴走老人」と名付けたり。

 そこで聞いてみた。通算在職日数が憲政史上最長となった安倍首相をどう見ているのか。

 「はぐらかす、ごまかす、強弁する。たちの悪い人。勉強もしていない。権力の頂点に立つと、その人の特性が出ると言うけど、安倍さんは姑息(こそく)な人だと思います」。いきなり、けちょんけちょんに痛罵した真紀子さんは、さらにこう続ける。「以前、安倍さんと先の大戦が『敗戦』か『終戦』かと話したことがあり…

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