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憂楽帳

戦争の記憶を伝える

 「どうしたらいいと思いますか」。広島支局に勤務していた4年前、被爆者として長年語り部をしてきた女性に問われ、答えに窮した。証言を聞く若者たちは、広島に原爆が落ちたことは知っていても、被爆の実相をほとんど知らない。彼らに関心を持ってもらうにはどうすればいいか――と尋ねられたのだ。隣県の山口支局でデスクを務めている今、答えとまでは言えないまでも、ヒントに出合っ…

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