連載

安倍改憲の現在地

臨時国会は国民投票法改正案の採決が行われないまま会期を終える。改憲を巡る首相や各党の「現在地」と今後を探る。

連載一覧

安倍改憲の現在地

/下 野党取り込み難しく 「大連立」ついえ、敵失期待

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 安倍政権幹部は今年8月、国民民主党の玉木雄一郎代表に「大連立」を打診した。「自民党、公明党、国民民主党で大連立政権を組めないか」。憲法改正に向けた多数派工作が狙いだった。7月の参院選で自民、公明、日本維新の会の「改憲勢力」が、参院で改憲発議に必要な「3分の2」議席を割っていた。仲介した亀井静香元金融担当相は「安倍晋三首相も了承していた」と明かす。

 首相は、保守政党を旗印とし、改憲の議論には前向きな国民に狙いを定めた。野党の中で、改憲に前向きな維新だけでなく、国民も取り込めれば、改憲論議が加速できるとの思惑からだ。

この記事は有料記事です。

残り1686文字(全文1946文字)

あわせて読みたい

注目の特集