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安倍改憲の現在地

/下 野党取り込み難しく 「大連立」ついえ、敵失期待

 安倍政権幹部は今年8月、国民民主党の玉木雄一郎代表に「大連立」を打診した。「自民党、公明党、国民民主党で大連立政権を組めないか」。憲法改正に向けた多数派工作が狙いだった。7月の参院選で自民、公明、日本維新の会の「改憲勢力」が、参院で改憲発議に必要な「3分の2」議席を割っていた。仲介した亀井静香元金融担当相は「安倍晋三首相も了承していた」と明かす。

 首相は、保守政党を旗印とし、改憲の議論には前向きな国民に狙いを定めた。野党の中で、改憲に前向きな維新だけでなく、国民も取り込めれば、改憲論議が加速できるとの思惑からだ。

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