「人を襲うヒグマはウエンカムイ」緊張感のある共存関係忘れずに 「ヒグマの会」40周年イベント 札幌

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アイヌ民族のヒグマとの関わりについて説明する間野勉さん=2019年12月8日午後1時41分、札幌市北区で真貝恒平撮影
アイヌ民族のヒグマとの関わりについて説明する間野勉さん=2019年12月8日午後1時41分、札幌市北区で真貝恒平撮影

 北海道のシンボル、ヒグマとの共存を目指す市民団体「ヒグマの会」(会長・坪田敏男北海道大教授)の設立40周年記念イベント「ヒグマックス」が8日、札幌市内で開かれ、専門家による解説や生態を捉えた短編フィルムが上映された。

 同会はヒグマに関心を持つ道内の研究者、ハンターらで1979年に設立。会員は現在約150人で、ヒグマの調査研究やフォーラムなどを行っている。

 この日は約300人が参加。専門家5人が近年、市街地に出没するヒグマが多くなっている問題などを解説した。道総研環境科学研究センター自然環境部長の間野勉さんは、道が進めているヒグマの管理計画は、アイヌ民族が昔からヒグマとの間に築いてきた「緊張感のある共存関係」がベースにあると強調。「アイヌの人々は山の下にいて、人を襲うヒグマはウエンカムイ(悪い神)と呼び、非常に科学的な観察眼でヒグマを見ていた」と指…

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