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戦時中は使わなかった「平和」の文字なき紙芝居 82歳の被爆体験を基に高校生作製

原爆投下直後の様子を表した絵。原爆の恐ろしさを伝えながらも子供がショックを受け過ぎない描写を心がけたという=広島市中区で2019年11月25日、賀有勇撮影

 広島原爆に遭った体験を英語で語り続ける小倉桂子さん(82)=広島市西区=を描いた紙芝居「ケイコの8月6日」が完成した。市立基町高校の生徒たちが、小倉さんから聞き取った証言を基に作った。11日に東京から訪れる修学旅行生の前で小倉さんが自ら披露する。

 「弟と妹が泣きながら歩いてきます。2歳の妹はガラスが刺さった小さな手を見せてきました」。11月25日、広島市中区の基町高。紙芝居の筋書きを手がけた横山栞央(りお)さん(17)=2年=が読み上げると、小倉さんは記憶をたどりながらうなずいた。

 8歳だった1945年8月6日、爆心地の北2.4キロにあった市内の自宅で被爆し、爆風で地面にたたきつけられた。周囲を見ると、血まみれになった人たちの皮膚が指先から垂れ下がっていた。喉の渇きを訴える重傷者の口に水を含ませるとその場で息絶えた。

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