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下村良之介展 自由なる天、翔ぶ鳥に 「パンリアル」反骨の画家

会場には鳥の形をした陶芸作品なども並ぶ=清水有香撮影

 「絵とはいつも孤立したひとつのオブジェである」という信念を抱き、戦後の京都で新しい自由な表現を求め続けた反骨の画家、下村良之介(1923~98年)。神戸市灘区のBBプラザ美術館で開館10周年を記念した企画展「下村良之介 遊び礼讃」が開かれている。

 下村は紙粘土を型押ししたレリーフ状の絵画を生み出し、晩年まで独創的なスタイルを貫いた。凹凸のあるモノトーンの画面は重厚な古代壁画を思わせるが、岩肌のような冷たさはない。手業の痕跡が残る工芸的な絵肌からはむしろ、力強い創造のエネルギーが立ち上る。本展では絵画を中心に、遊び心ある陶芸や版画、舞台美術の仕事など幅広い創作活動を紹介している。

 京都市立絵画専門学校(絵専・現京都市立芸大)で日本画を学んだ下村は学徒動員から復員後、高校や中学の…

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