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劇作家 坂手洋二さん(57) 憲法の価値、丁寧に描く

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新作「憲法くん」で全国を巡回している劇団燐光群の坂手洋二さん=東京都杉並区で、河出伸撮影
新作「憲法くん」で全国を巡回している劇団燐光群の坂手洋二さん=東京都杉並区で、河出伸撮影

 <ぐるっと兵庫・大阪・京都 カルチャー>

人と人が認め合わず、根源的に物事を問うことが欠けたひどい世の中。「憲法くん」は僕の悲鳴に近い。

 社会派劇団「燐光群(りんこうぐん)」(東京)を主宰する劇作家、坂手洋二さん(57)が新作の「憲法くん」を書き下ろし、全国を巡回中だ。13~15日には兵庫県伊丹市のアイホールで上演される。芸人、松元ヒロさんの同名の一人芝居をベースに台本を書き、演出も担当。「生活に密着した話を、今のこととして取り上げようとした」と語る。【河出伸】

 「改憲の動きがある今やっておきたい。それに尽きます」。構想を練り始めたのは昨年夏ごろ。前作の公演が終了した今年10月末から、翌月末に始まる東京公演に向けて稽古(けいこ)に入った。首相主催の「桜を見る会」をめぐる国会の攻防、武器見本市とも形容される日本初の総合防衛展示会の開催――。この間に起きた話題も台本に盛り込んだ。本番までに「ようやく形になった」と言う。

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