模倣品出品、削除、また出品…オークション・フリマ運営企業 不正対策、休まらぬ日々

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ラクマで模倣品がないかをチェックするスタッフら=新潟市のラクマCS新潟オフィスで、楽天(ラクマ)提供
ラクマで模倣品がないかをチェックするスタッフら=新潟市のラクマCS新潟オフィスで、楽天(ラクマ)提供

 インターネットのオークションやフリーマーケット(フリマ)サイトで模倣品販売が後を絶たず、運営企業が苦慮している。各社はあの手この手で排除に躍起だが、組織的な大量出品の前に、いたちごっこの様相だ。苦闘が続く「ニセモノ摘発最前線」を取材した。

24時間 人の目で

 「削除の頻度は一向に減らない。絶対に間違いがあってはいけないので緊張する」。電子商取引(EC)大手・楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」のカスタマーセンターで、模倣品の監視や削除にあたる女性(37)は、表情を引き締める。同社は全国に監視拠点を置き、24時間・365日「人の目」による監視を行っている。

 女性は約1年半前から、約200人規模の新潟市のセンターに勤務している。主に午前9時から午後6時まで、マニュアルに沿って膨大な出品の中から市場価格と大きく離れている商品などをチェックし、削除の是非を判断する。マニュアルは日々更新され、早ければ見て数十秒で削除する商品もあるという。

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