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中国のEV、低迷期に突入 補助金削減、発火事故で急ブレーキ

上海蔚来汽車(NIO)のショールーム。繁華街にあるが、客足は少なかった=上海市内で2019年11月23日、赤間清広撮影

 高成長を続けてきた中国の電気自動車(EV)販売に急ブレーキがかかっている。EVを中心にした「新エネルギー車」の販売台数は、11月までの5カ月連続で前年を割り込んだ。政府の補助金削減に加え、安全性への不安も買い控えにつながっており、業界の淘汰(とうた)に発展しそうだ。

 上海市中心部。商業ビル1階にある上海蔚来汽車(NIO)のショールームは、客がほとんどおらず閑散としていた。同社は「中国のテスラ」とも呼ばれる中国を代表するEVベンチャーで、2018年にはニューヨーク証券取引所に上場した。だが、主力スポーツタイプ多目的車(SUV)の事故で今年6月にリコールに追い込まれた後は、販売不振に苦しんでいる。販売担当者は「政府の補助金が縮小されているからね」とあきらめ顔で話した。

 景気減速の影響で18年の新車販売が28年ぶりに減少に転じる中、新エネ車は政府の支援もあり前年比61・7%増の125万6000台と好調が続いていた。だが、今年夏に状況が一変。8月以降は前年同月比2ケタの減少が続き、11月は同43・7%減の9万5000台に落ち込んだ。

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