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映画「漫画誕生」で日本初の職業漫画家、北沢楽天を演じたイッセー尾形さんインタビュー

映画「漫画誕生」で北沢楽天を演じたイッセー尾形さん=東京都渋谷区で2019年11月23日、西田佐保子撮影

 「近代漫画の父」と呼ばれた漫画家、北沢楽天(1876~1955年)の半生を描いた映画「漫画誕生」(2018年)が、ユーロスペース(東京都渋谷区)で公開中だ。明治から昭和にわたって活躍しながらも、歴史から忘れ去られた楽天の老年期を演じるのは、イッセー尾形さん(67)。オファーを受けるまで知らなかったという楽天について、「どこか身につまされる部分もあって、遠い存在でもないような気もします」と話す。【西田佐保子】

 日本人として初めて定期連載を持って印税契約を結び、漫画家のプロダクションを立ち上げるなど、漫画業界の礎を築いた北沢楽天。福沢諭吉に才能を見いだされた楽天は、政府や警察など国家権力を風刺した漫画で注目され、人気を博した。手塚治虫や長谷川町子にも影響を与え、フランスから勲章も贈られた。だが現在、彼のことを知る日本人は少ない。

 「漫画誕生」は、低予算のインディペンデント作品で、長編映画2作目となる大木萌監督(33)は30代前半。イッセーさんが初めて会ったときは「学生さん映画に出ることになったのかなと思いました(笑い)」。監督をはじめスタッフの熱心なアプローチに、「心が動きました」と語る。大木監督は、「イッセーさんは楽天に似ている」と言ったそうだが、「そっくりではないけれど、似せることはできると思いました。親近感のある顔…

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