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激動の世界を読む

経済減速の中国 対日政策の細部にも目を=東京大公共政策大学院長・高原明生

習近平国家主席=北京で開かれた経済フォーラムで2019年11月22日、AP

 12月に入り、やっとイチョウが色を変え始めたと思ったら、はや歳末が近づいている。気候変動の影響は確実に拡大しているようだ。近年の日本では雨量が増え、山や川がそれに耐えられなくなって山崩れや洪水が多発しているように感じられる。

 9月の国連気候行動サミットでは、16歳のグレタ・トゥーンベリさんが早急な対策の実行を訴えた。果たして経済より環境が優先されるような価値観の転換は可能なのか。現在進行中の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)がどのような結論を出そうとも、問題は紙に書かれた言葉ではなく実際に行動するか否かだ。人は、子孫の長期的な利益のために目前の短期的な利益を捨てることができるのだろうか。

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