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桜を見る会「首相は懇切丁寧に説明している」菅官房長官会見詳報

菅義偉官房長官=首相官邸で2019年11月27日午後4時48分、川田雅浩撮影

 首相主催の「桜を見る会」に関し、12日の菅義偉官房長官の記者会見でも質問が相次いだ。前日のホテルでの夕食会については、低額な参加費にさまざまな疑念が生じているが、菅長官はこの日も「詳細は承知していない」との答弁を繰り返すだけだった。安倍晋三首相自身による説明を求める声も上がるが、「(既に首相は)懇切丁寧に説明している」として退けた。主なやりとりは以下の通り。【統合デジタル取材センター/政治部】

――桜を見る会。首相の夕食会について昨日、見積書や明細が発行されていない点について聞いた。このホテルによると基本的に打ち合わせの際には見積書を作成しているということだが、ホテルの会場は安倍事務所が予約した、と長官は説明した。安倍事務所側がこのような書類は不要だと伝えたので関連書類は発行されなかったのではないかと思うが、この点いかがか。

 ◆昨日申し上げましたけれども、夕食会について詳細は承知をしてません。総理が既に国会で答えた通りであり、それ以上でもそれ以下でもないということです。

――首相や官房長官はホテル側の相談過程として、ホテル側としては営業の秘密に関わることから公開を前提とした資料提供に応じかねるというお話がありました。ホテル側に対して、書類の提供を求めたものの、ホテル側から断られたということか。

 ◆詳細については承知してません。いずれにしろ、総理がこれについては答弁した事に尽きるのではないでしょうか。

――桜を見る会の前日に、安倍首相の後援会が開いた夕食会というのは、事前にしっかり「いくらでやります」という契約は結ばれていたのか。

 ◆承知はしておりません。

――そういった点、契約の内容、当初から総額いくらという契約だったのか、参加人数に応じた契約だったのか、そういった点も長官は把握していないのか。

 ◆あの、承知してません。

――説明責任を果たしていくというお考えでしたので、長官が今のお立場でご答弁されるのは難しいと思うので、ぜひ安倍首相に説明いただきたいが、その点はいかがか。

 ◆あの、総理自身は答弁されたというふうに思っています。会場費も含めて800人規模であって、1人あたり5000円とすることでホテル側が設定をしたということは述べたというふうに思っています。

――そうすると800人規模。まさに800人ジャストで5000円と。前後、プラスマイナスなくという契約内容だったということか。

 ◆詳細については知りません。

――ぜひ詳細について知りたい。内閣府でも長官でもご答弁できないと思うので、安倍首相なり、事務所の方なり、ご説明いただく機会を設けてもらえないか。

 ◆あの、総理が今まで説明した通り、それに尽きるんだろうと思います。

――首相が答弁したことを踏まえてもまだなお、少し疑問があるので、こういった声が出ている。それが果たされないといつまでたっても総理の説明が十分理解されないと思うが、その点はいかがか。

 ◆あの、国会で、ホテル側と各種段取り相談の中で、出席者の大多数がホテル宿泊者でそうだった、5000円で領収書を渡したということは、懇切丁寧に説明されているんじゃないでしょうか。

――政府は桜を見る会に反社会的勢力が参加していたかどうかを認めていない。その理由の一つとして11月27日の記者会見で「反社の定義が一義的に定まっていない」とおっしゃっている。反社とはおうかがいしないので、2007年の指針に基づいて「暴力団やその関係企業、特殊知能暴力集団など暴力、威力、詐欺的な手法を駆使して、経済的利益を得ようとする集団または個人」が会に参加していたかどうか確認させてください。

 ◆これもこれまで申し上げた通りでありまして、セキュリティーに関することでありますから、お答えすることは差し控えたいというふうに思います。

――セキュリティーに関することで答え…

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