英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)の是非を最大の争点とする英下院(定数650)の総選挙が12日、投開票される。最新の世論調査などによると、EUとの離脱協定によって来年1月末の離脱を目指す与党・保守党が過半数の議席を確保し、政権を維持する見通しが強まっている。一方、最大野党・労働党が支持率の差を詰めてきており、第1党が過半数を取れない「ハングパーラメント(宙づり議会)」となる可能性を否定できないとの見方もある。
選挙は単純小選挙区制で争う。調査会社ユーガブは10日、最新の世論調査結果を予測モデルに当てはめて各党の獲得議席数予想を発表。それによると、保守党339▽労働党231▽スコットランド民族党(SNP)41▽自由民主党15――だった。339議席となった場合、保守党は前回(2017年)総選挙時より22議席増、11月の解散時からは41議席増となる。少数与党政権から過半数確保となることで、下院での離脱協定承…
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