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100年と100万人=近藤勝重

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 毎年2月、毎日新聞の主催で大阪で開催の「大腸がん死亡ゼロを目指して」の進行役を務めている。そのせいもあってだろう、昨今、「100」という数字で表される健康・医療情報が何かと気になっている。

 2月のシンポで基調講演した大阪医科大学第二内科の樋口和秀教授は「人生100年時代は当たり前になってくると思います」と百寿者の大幅増を予測していた。が、一方で「がん患者100万人時代」という言葉もよく聞く。

 やはりシンポでもおなじみの東大病院放射線科の中川恵一准教授は近著「がんの時代」で、日本では65歳以上の高齢者が全就労人口の1割以上を占め、65歳までにがんに罹患(りかん)する確率は男女約15%と数字を示し、「がん対策は企業にとって大きな経営課題」と問題点を明らかにしている。要は日本が抱え込んでいる「人生100年時代」と「がん患者100万人時代」の両面から検診、治療のサポート態勢を訴えているわけだ…

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