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リモートワーク最前線

「ザッソウ」を大事に オフィスなし完全リモートワークのIT企業が好調のわけ

社員全員リモートワークの「ソニックガーデン」の倉貫義人社長=東京都世田谷区で2019年11月11日午後5時18分、今村茜撮影

 その会社にはそもそも、オフィスがない。面会場所に指定された東京・自由が丘の「ワークスペース」にはパソコンが並び、社員が誰でも仕事ができるが、午後に訪れると2人しかおらず、夕方には無人に。社員は全員、国内外に散らばり自宅などで仕事をする「リモートワーカー」。IT企業「ソニックガーデン」は給料一律、上下関係もなく、完全リモートワークのユニークな会社だ。それでも毎年増収を達成している。好調の鍵を探ってみた。【今村茜/統合デジタル取材センター】

 自由が丘のおしゃれなカフェが並ぶ並木道を通り過ぎたマンションの一室にソニックガーデンの「ワークスペース」はあった。窓際の長机にパソコンが8台ほど並ぶ。しかし、社員はそこに出社しない。毎朝出社するのは、パソコンの画面上だ。「仮想オフィスのソフト『Remotty(リモティ)』にログインすることが、うちで『出社する』ということですね」と、同社の倉貫義人社長(45)は言う。リモティの画面上には、パソコン…

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今村茜

1982年生まれ、鹿児島県出身。高校時代を米国で過ごし、2006年筑波大学卒業、毎日新聞社入社。福島支局や世論調査室を経て、17年から経済部でIT系や流通・商社などの民間企業を担当。19年5月から現職。主な関心はビジネス、働き方、テクノロジー&データ、子育て。2児の母です。日々テレワークのノマドワーカー。子連れワーケーション推進中。和菓子と着物好き。

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