メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

なるほど脳

生まれ方の違い 帝王切開、詳しく理解を=中村克樹 /愛知

新生児=筆者提供

 先日のニュースで、今年生まれた赤ちゃんの数が、明治32(1899)年の調査開始以降初めて90万人を下回るだろうと発表されました。予測より速いペースで減少しているそうです。急激な人口減少は、社会保障制度等の破綻につながるだけではなく、日本の力が弱くなることを意味する深刻な問題です。

 でも、今回は赤ちゃんの生まれ方の話をしたいと思います。私がここでいう生まれ方とは、経膣(けいちつ)分娩(ぶんべん)と帝王切開分娩です。日本だけではありませんが、実は年々、帝王切開の手術を受ける人の割合が高くなってきています。厚生労働省の統計では、2017年にあった一般病院の分娩のうち25・8%は帝王切開による分娩でした。1990年は11・2%だったことを考えるとかなり多くなっています。

 生まれ方の違いで、赤ちゃんにいくつかの差が生じることが示されています。10年ほど前には、腸内細菌にも差がある可能性が示されました。腸内細菌を整えることが健康に大切だという話を聞いたことがありますよね。今回、英国の研究チームは大規模に生まれ方と腸内細菌の関係を調べました。

この記事は有料記事です。

残り905文字(全文1377文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新たに25人感染 ほとんど経路不明 クルーズ船下船者が陽性 新型肺炎

  2. 新型コロナ「花見川区の中学校教諭り患」「安易に校名広げない配慮を」 千葉市長がツイート

  3. 新型肺炎対応の医師ら「バイ菌扱い」 子どもに登園自粛要請 日本災害医学会が抗議

  4. クルーズ船下船後に女性が陽性、発熱 初のケース 栃木県発表 新型肺炎

  5. クルーズ船で厚労省が検査ミス 23人、健康観察期間中の感染調べず 症状はなし

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです