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なくそう心の段差

身体障害者補助(盲導・介助・聴導)犬法17年 愛知・全国初の介助犬総合訓練センター開所10年 /兵庫

介助犬総合訓練センターのトレーニング室で、水上言センター長が指示した物をくわえて手元まで持ってくる訓練犬=愛知県長久手市で、川畑さおり撮影

 身体障害者の自立や社会参加を支える介助犬を育成する全国初の専門訓練施設「介助犬総合訓練センター」(愛称・シンシアの丘)=愛知県長久手市=が今年、開所10周年を迎えた。センターが開所した2009年以降、実働する介助犬は徐々に増えていったが、ここ数年は70頭前後で推移。厚生労働省によると、今年10月現在、実働する介助犬は全国で61頭と普及が進んでいないのが現状だ。【川畑さおり】

 「介助犬を持つまでは家に閉じこもる生活だった」。使用者の一人、平野友明さん(51)=金沢市=は10年前に仕事中の事故で車椅子生活に。ドアの開閉ができないため、自宅のトイレや風呂は常に開け放しだった。12年に介助犬と出会い、生活は一変。一緒に外出し、買い物に行く。事故から2年間夫に付きっきりだった妻克美さん(51)も「夫に何かあったら介助犬が呼びに来てくれる」と安心している。

 介助犬は、盲導犬、聴導犬と合わせて「補助犬」と呼ばれ、身体障害者補助犬法(02年成立)で公共施設や交通機関などでの受け入れが義務づけられている。介助犬の希望者だけでも推計で1万5000人とされるが、盲導犬、介助犬、聴導犬いずれもここ数年は実働数が増えていない。

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