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Theme 出版界も明智光秀ブーム 謎多い前半生と信長殺害理由

刊行が相次ぐ明智光秀関連本=栗原俊雄撮影

 戦がうまく、外交もできる。教養も豊か。傑出した能力を持ちながら、「逆賊」となって主君織田信長を本能寺で討つ――。戦国時代の武将、明智光秀に出版界が注目している。小説、評伝など、新作に名著の復刊と目白押しだ。

 波瀾(はらん)万丈の生涯を短時間で知るには、『カラー版 明智光秀とは何者なのか?』(洋泉社)がいい。基礎的な史実に加え、最新の研究成果も紹介されている。図版も多く、ゆかりの地を歩くガイド本としても使えそうだ。

 ただ、前半生は謎に包まれている。それだけに、作家は想像力の見せどころだ。たとえば、司馬遼太郎の『国盗り物語』(新潮文庫)。光秀を名門土岐氏の支族明智氏とし、かつ戦国大名斎藤道三の薫陶を受けて育った、という設定にした。娘の濃姫と光秀は「いとこ」で、光秀が幼い恋心を抱いた濃姫は信長の妻となる。2人の武将を結ぶいくつもの伏線が物語を織り上げる。戦国の動乱を生き生きと描いた同作は半世紀以上前のものながら…

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