阪神大震災25年 銘板に新たに4人を追加 5016人に

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弟の幸司さんの名前が刻まれた銘板を設置する今村憲司さん(中央)=神戸市中央区で2019年12月14日午後2時12分、幾島健太郎撮影
弟の幸司さんの名前が刻まれた銘板を設置する今村憲司さん(中央)=神戸市中央区で2019年12月14日午後2時12分、幾島健太郎撮影

 阪神大震災(1995年)の犠牲者らの名前が刻まれる神戸市中央区の「慰霊と復興のモニュメント」で14日、新たに4人の銘板を加える式典(運営委員会主催)が開かれた。来年1月17日で25年となるのを前に、遺族たちが銘板を貼り付け、総数は関連死などを含めて5016人分となった。

 奈良県橿原市の会社役員、今村憲司さん(76)は、全壊した兵庫県芦屋市の実家で亡くなった弟幸司さん(当時44歳)の銘板を加えた。式典には憲司さんの妻佐智子さん(72)、長男治樹さん(46)と参列。洋画家を目指し、志半ばで犠牲になった弟を「やっと落ち着くところができたな」と悼んだ。

 あの日、幸司さんは両親と同居していた木造2階建て住宅の下敷きになった。翌朝に憲司さんが治樹さんと奈良から駆けつけ、両親の生存を確認したが、弟はがれきの下から見つかった。

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