農地取得、空き家セットで 移住者呼び込みへ条件緩和 物件数の充実、課題に /栃木

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鹿沼市の空き家バンクに登録されている農地付き空き家=栃木県鹿沼市提供
鹿沼市の空き家バンクに登録されている農地付き空き家=栃木県鹿沼市提供

 空き家と小さな農地をセットで買えるよう農地取得の条件を緩和する動きが県内で広がっている。本格就農はハードルが高くても自然豊かな土地で農業を楽しみたい移住希望者の呼び込みが狙いで、昨年5月から4市で、農地を取得する際の面積の下限が100平方メートル以下に引き下げられた(来年施行も含む)。ただ緩和後も取得実績はなく、先行自治体では物件数の充実が課題になっている。【林田七恵】

 農地は従来、農業の安定を守るため原則50アール未満の取引が農地法で制限されているが、国は新規参入を促すため2009年に法改正し、地域ごとの緩和を認めるようになった。当初は30アール程度への緩和が多かったが、空き家の増加が問題となる中、空き家とセットなら100平方メートル以下でも取得を認める自治体が17年4月までに全国で33市町村に増加。18年3月には国土交通省が空き家バンクを利用した緩和を勧める…

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