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番外編 明治期の「本庄遷都論」 渋沢栄一が助言か 竹並さん現代語訳「パリ万博で同時期に滞在」 /埼玉

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「本庄遷都論」を現代語訳した冊子を手に持つ竹並万吉さん=埼玉県本庄市で
「本庄遷都論」を現代語訳した冊子を手に持つ竹並万吉さん=埼玉県本庄市で

 以前にこの欄で紹介した明治期の「本庄遷都論」を唱えた佐野常民(つねたみ)・元老院元議長の意見書を、発掘者の手塚豊慶応大法学部教授(故人)の教え子で元県議、竹並万吉さん(80)が現代語に訳して冊子にまとめた。それを見ると佐野がいかに本庄を高く評価していたかがはっきりと分かる。遠く離れた佐賀出身の佐野がそう考えた背景には「幕末期に共にパリ万博に参加した渋沢栄一から本庄の話を聞いたからではないか」と竹並さんは推測する。【松下英志】

 竹並さんが意見書の存在を知ったのは、慶応大経済学部2年だった1961年6月。同大のサークル「ドイツ文化研究会」に入会した際、「本庄生まれ」と自己紹介したところ、指導教官の手塚教授から「本庄は本当に素晴らしい街なのですよ」と言われ、意見書の研究誌を渡された。

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